輝きを身に纏って。

自己満ジャニオタDDブログ Twitter→@Arashige_8

舞台に立つ全てのアイドル

私の大好きな人は舞台班になった。多分。








現在、コロナとかいうウイルスの影響でジャニーズのみならず多くの舞台やライブなどが中心や延期を余儀なくされている。なんてこった!!!ということでただただ舞台と自担とのお仕事についての気持ちの記録をしようと思う。(暇つぶしか)





舞台なんて縁のない世界だと思っていた。

嵐からジャニオタを始めた私はせいぜい行ったことがあってもライブくらいだった。もちろんライブは盛り上がれるし、初めて行ったライブは見たことのない世界を見て、見たことのない世界に入って、非日常な感じがして忘れられない。それくらい素敵で衝撃的だった。その頃の私に教えても信じられないだろう。数年後には驚くほど舞台を観に行っている。なんて。



初めて、舞台を観ることになった時、私の中の舞台観劇のイメージは着物だった。少しお年を召した方が観劇しているイメージがあった。同じ松竹座でも舞台というだけで急に敷居が高く感じた。何も分からなかった。舞台というものの敷居は高く感じた。まだ人間ペーペーの私には。

それでも、初めて舞台を観た時体が痺れた。生のモノに痺れた。もちろんライブも生のモノだがまた違った。そこにしかない世界が、そこで、舞台上で、違う世界が。


舞台観劇に慣れてきたら色んなことが目につくようになった。舞台の使い方、セット転換、セリフまわし、アドリブ、動き、音楽、音楽や照明のタイミング、、、どれほどのものがあの小さな舞台上に詰め込まれているのか、あのたった2〜3時間に込められているのか。どんな小さな舞台もとても大きく見えた。魅力的だった。

私は舞台を観たから舞台俳優に、音響さんに、照明さんに憧れたわけではない。ただ、尊敬の気持ちは抱いた。感謝の気持ちも抱いた。そして、こういう仕事もあるのだと新たな世界を知れた。演劇の素敵な脚本に込められた新しい考え方や知識も知れた。




舞台を観ることは私の教養にもなったのだ。




舞台のチケットは少し高い気もするかも知れない。でも舞台を観てからは舞台に対して相応しい対価だと思った。けれど、値段の問題で壁を感じることもよく分かる。私はその壁を乗り越えて新しい世界を手に入れられた。






なぜ舞台を観るようになったのか。それは私の大好きな人が舞台に出演するからだ。

好きな人のお芝居が観たくて新しい世界に飛び込んだ。素敵だった。その人のおかげで素敵な世界が広がった。そして板の上に立つ人はみんないつも、いつでも素敵だった。


1人で舞台に立つということ。とてつもないものを背負っていると思う。グループに入っていれば…とか、みんなと同じライブで…とか思わないこともない。キラキラしてるアイドルの姿が好きだから。


じゃあ、舞台に出てる人はキラキラしていないのか、あれはアイドルの姿じゃないのか。そんなことはない。キラキラしてるし、アイドルだ、アイドルじゃないって言われてもアイドルだ、だって私の中では彼はアイドルだから。もし、アイドルという言葉で好きな人を縛り付けてしまっているなら申し訳ない。でも私のアイドルだから。どこにいようとどんな仕事をしてようと。アイドルだから。40歳だろうが50歳だろうが60歳だろうがアイドルなんだよ、自分の好きな人が年を取ったという理由だけで嫌いになりますか…?





例えば!舞台を観にきた主役Aさんのファンのマダムがいたとする。その舞台の脇役で出演していたジャニーズJr.がいたとする。そのジャニーズJrの演技が良く、マダムの目にとまるとすると、「あの〇〇役の子上手だったね〜若手俳優さんかな」と会話が交わされることもある。そこでジャニーズの子だと知ったなら。多分、その人は『ジャニーズに演技の上手い子がいる』という認識を持つだろう。その後、テレビなどでその時のジャニーズJr.じゃなくても、ジャニーズのタレントが出演しているのを見たりしたなら、「そういえば、この前見たAさんの舞台で演技の上手いジャニーズの子がいたのよ」って話になるかもしれない。そういう点では新たなファン層を獲得したと言っても過言ではないかもしれないし、外部舞台に出演するということはこういうことでもあるのではないかと私は思う。


ただ、ここで言えることは、そのマダムはその人を  “ジャニーズ”  として認識してるのだ。Jr.だろうがグループを組んでようがデビューしてようが関係ない。その人がジャニーズという大きなくくりでしか認識していなければ  “ジャニーズ”  として見られる。言ってみれば、ジャニーズ事務所の人間である以上は何歳だろうがどれだけ知名度があろうが研修生だろうが、ジャニーズという大きな看板を背負っている、と、言うことだと考える。




舞台に立つということは、ドームであってもホールであっても小さな劇場であってもライブであっても海外であっても同じことだと思う。どんな場所でも多くの人に見られて、鉛のように重く、時には纏わりつくほどの看板を背負いながら立ち続け前に進み続けるみんなはとても魅力的だ。だから私はジャニーズに惹かれるのかもしれない。




私が舞台から得たものは多い。ただオタクしてるだけのつもりが色んなものを貰った。舞台なんてただの娯楽かもしれない。それでも何かが変わるかもしれない。受け取れるかもしれない。私のような若い人でも教養になるかもしれない。もしかしたら高いチケット代を払っただけ無駄だと感じるかもしれない。みんな同じじゃないからそれは分かっている。それでも、きっと。せめて批判するのだけはやめて欲しい。何万回と舞台を観たわけではないペーペーが出しゃばって申し訳ないがまあ私の独り言だと思って欲しい。(笑)





ところで、私の大好きな人は舞台班になったのだろうか。デビュー組も舞台に出演するし、Jr.でグループに所属してる人も舞台に出演する。ならみんな舞台班じゃないか。舞台の本数が多いといえど、ライブにも出た、ライブもする、ソロコンもしたい、ならみんな一緒だ。ジャニーズはマルチアイドルだからなんでも出来るんだよ。





それでも、たくさん掛け持ちする私は気づいている。ちゃんと違いが分かっているんだ。





多分、私の大好きな人は舞台班になった。





歌って踊れて演技の出来る舞台班に。